おとぼけナオちゃんの教えてエコ!(よっかいちai2011.7)

休耕田を活用したFUN畑(ふんばった)の土作りから野菜作りに挑戦中!
「牛FUNネットワーク.m29」の中村さゆりさん(左)と藤波亜衣さん(右)にお話しを伺いました。

■「牛FUNネットワーク.m29とは?」

牛フン堆肥を使って有機栽培農産物(野菜やお米)作りを進めている団体です。
牛フン⇒堆肥⇒田畑⇒稲わら⇒牛という地域循環型農業の実現のため、
休耕田畑を利用し、土づくり、畑づくりをしています。
その活動メンバーの中に、20代の若い女性がいると聞き、お話を伺いました。

■「はじまりは下心?」

恥ずかしそうに話すところがキュートな藤波亜衣さん。
2~3年前に家庭菜園をはじめた亜衣さんは、
愛犬の散歩コースでもある加藤牧場の牛フンに注目!
「牛フン、欲しい。タダでもらえるかも~!」と加藤牧場で働く、
息子の加藤さんに声をかけたのがキッカケ。
逆に牛FUNネットワークで畑づくりをする事を聞き、「やりたい!」と志願。
今では唯一の畑経験者として指導中(?)


※加藤牧場・・・
100%地元産の稲わらと堆肥の交換による「資源循環型農業」を実践。
安心・安全な食料・堆肥づくりを推進中。

■「キッカケは彼氏?」

キリッとした雰囲気のさゆりさんは、畑とは結びつかない感じ。
加藤さんとはバレーボールを通じて知り合い、恋人同士に。
野菜作りはほとんどしたことなかったけど「やるんだったら一緒にやる!」
と抵抗なく始め、
今では耕運機も使えるようになり、楽しみになっているんだって。
土で靴下が汚くなるから長靴購入をもくろみ中。

■「地元の優しさも循環!」

畑作業をしていると、近所の方から「今日も頑張っとるね」
「若い子が頑張っとるから嬉しい」と声をかけられるように。
お疲れさまといってジュースを差し入れしてくれたり、畑について教えてくれたり・・・。
「めっちゃ、感動!」と亜衣さん。
「驚きました。スゴクありがたいです」と加藤さん。
はじめる前は「若者が勝手しとる」と敬遠されるかもと心配していたんだって。
資源だけでなく、人の優しい気持ちも循環するんだね。

■ナオちゃんの今月の学び

亜衣さんもさゆりさんも凄く楽しそう!
種から育てることで大変さを知り、大事に食べるように。
収穫した野菜は味も濃く、シャキシャキしてメチャ美味しいんだって。
いいな~、食べたいよ~!!(笑)


※「牛FUNネットワーク.m29」リーダー加藤勝三さん(24歳)、
藤波亜衣さん(22歳)と中村さゆりさん(24歳) 
「本気でやりたい人、ぜひ一緒にやりましょう。質問等あればメールください!」